急に真夏の熱気がやってきましたね!
太陽に負けてしまわないよう体力作りをしないといけない、夏生まれ「つくし治療院」みやです。
この季節になるとよく聞く言葉に「雨の降る前の日に〇〇が痛む」というものがあります
古傷であったり、膝や腰の関節だったり、いろんな痛みの訴えを頂きますが、この身体天気予報は案外当たります!
現代医学の考えで見ていくと、低気圧が近付いてくるとその影響で関節内の圧力が変わり、痛みが出る・・・事もある。
東洋医学的な見方では、湿気の強いこの季節には胃腸の働きが弱まり、消化機能が落ちることにより、身体の中の水分バランスがおかしくなり、関節にまで影響を及ぼす・・・事もある。
どちらも正しく、間違いではありませんが、施術のポイントが全く異なってきます
直接痛みの出る関節にアプローチして改善を狙う場合、後者の東洋医学的な問題が大きかった場合には、さほど改善は認められないように思います。もちろん、はりきゅうの施術を行えば多少の痛みの改善にはなりますが、近いうちに痛みのぶり返しはあると思います。
東洋医学的アプローチを主に、胃腸にアプローチをしていく場合、かなりゆっくりではありますが根本的な改善に繋がる事は確かでしょう。しかし、その時の苦しみ(痛み)を取り除く事に関しては、△なのかな~と思います。
まずは痛みのタイプがどちらに近いのか、アプローチ方法は言うなれば無限大です!1人ひとりお身体のクセがありますので、それに合わせた施術を提供する事が大切です。
東洋医学、はり、きゅうで思い浮かぶのは、いわゆる「経穴(ツボ)」ですよね
ツボを使って体に呼びかけるという方法、例えば手足触っているのにお腹の調子が良くなるなんて、魔法みたいでドキドキしますよね!私もそういうの大好きです
東洋医学の「ツボ」に似た考えが、現代医学にもあります。
よく聞くものには「心臓疾患のある方が、左肩に痛みを訴える」「腸や子宮など骨盤内臓器に疾患がある方が腰痛を訴える」「眼精疲労と共に首、肩こりが出る」等々..
「何もしていないのに急に痛み出した」と言われる方は、内臓からの反射から体表(筋肉)に出てしまっている場合もあります。
簡単に言うと「神経の勘違い」です
内臓の痛みは感じにくいもので、頭も混乱してしまうのです
よくある「かき氷を食べて頭がキーーンとする」これ!胃が急激に冷えてビックリしたものが何故か頭の痛みとして認識されてしまうのです!お腹をなでてあげてください。不思議と痛みが引いていきますよ(^^)
そんな感じの「反射点」を利用して、身体の中にアプローチしていく方法も、鍼灸ではありです!!
ヒトの皮は1枚ですべて繋がっています。要するに、どこかに刺激を与えれば必ずどこかに影響をあたえられるのです。
それをより効果的に、負担なく改善に導くことが、私たちの行う「鍼灸、マッサージ施術」で
さらに今の知識・技術に満足することなく、お身体と向き合い、新しい知識を吸収していくのが私たちの仕事です。
1人ひとり考え方、アプローチの仕方があって当たり前、それぞれ身体と会話して組んでいく『オーダーメイドの施術プラン』
つくし治療院では毎回施術内容が変わる事がありますが、それは施術プランを組み直し、その日のベストを提供しているためです(^^)
安心してお身体を預けて頂けるよう、心がけていますが
疑問や心配な事などありましたら、たくさん質問してください!たくさんお身体に興味持って、もっと大切にしてあげられますよ